正山堂・妃子笑

妃子笑は武夷山国家級自然保護区の優良な高山茶樹の一芽二葉を用いて製造し、味わいはまろやかで甘く、爽やかな味わいと長く続く余韻が特徴です。
このお茶の甘みと香りはライチのような香気を存分に体現しているため、私たちはこれを唐代の漢詩にある”一騎紅塵妃子笑、無人知是茘枝来(一騎の馬が土煙を上げてやって来ると楊貴妃が笑う。誰も知らないが、ライチが届いたのだ ※)”にちなんで”妃子笑”と命名しました。
濃厚なライチと花の香り、そしてまろやかで優しい味わいから、正山堂の人気商品となっています。
※楊貴妃は南方で採れるライチをことのほか好み、玄宗皇帝は彼女のために早馬を飛ばして都に届けさせたと伝えられています。
| 缶の内容量 | 50g |
| テイスティングパックの内容量 | 3g |
| 中国の等級 | 特級 |
| 摘採基準 | 一芽二葉 |
| 茶類 | 紅茶 |
| 産地 | 武夷山国家級自然保護区、世界紅茶の始祖である正山小種の原産地、世界複合遺産の核心地区 |
| 外形の評語(※) | 条索緊実、烏黒油潤 |
| 茶湯の評語 | 橙黄明亮 |
| 滋味の評語 | 醇和温婉、香濃持久、似茘枝乾香 |
| 葉底の評語 | 明亮舒展、均匀的古銅色 |
| 保存方法 | 密封し、乾燥した、異味の無い冷暗所に光線を避けて常温で置くこと |
※”評語”とは、現地の茶葉テイスターである評茶員・評茶師が用いる、茶葉の鑑定用語のことです。原文の意味をそのままお届けするため、評語は翻訳せずに記しています。
飲み方

蓋碗を用いた淹れ方
茶器を温めます。白磁の蓋碗を用いると良いでしょう。
3gの茶葉を入れます。90℃(熱湯も可)のミネラルウォーターもしくは純水を用いると、香りが四方に溢れます。
洗茶の必要はありません。1~3煎目は素早く抽出し、その後は少しずつ5~15秒程度で、濃さに合わせて長くしていきます。
カップを用いた淹れ方
2gの茶葉を入れます。90℃(熱湯も可)のミネラルウォーターもしくは純水を用います。
洗茶の必要はありません。1~2分ほど浸した後、飲むことができます。全て飲み切らず差し湯をするようにして行けば、4~5回繰り返して淹れることが出来ます(時間は徐々に長くしていきます)。
Tea Master’s Voice
正山堂の看板商品は金駿眉ですが、中国でもその次に売れているのが妃子笑だそうです。確かにこのお茶のライチのような果物系の甘い香りは唯一無二。妃子笑を名乗るお茶は数多くありますが、このお茶の香りの高さは「さすが正山堂・・・」と感じられるものです。淡目に出して、何煎も重ねていくことで、徐々に身体の中に香りが貯まっていく変化を楽しむのも良いですし、ティーポットなどで少し長蒸らしをして出すとインパクトのある味が楽しめます。ティーポットを使用する場合は、3分の1程度湯を残し、差し湯をするように淹れていくと3~4煎は楽しめます。