金駿眉(キンシュンビ)

¥28,080

中国紅茶の歴史を変えた金駿眉。開発元のオリジナルの味わいを
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    正山堂

正山堂・金駿眉

金駿眉は四百年あまりの正山小種紅茶の伝統技法をベースに全く新しい技法を融合して、正山堂が2005年に開発した高級紅茶です。
原料は武夷山桐木関の生態系が保全された高山にある茶樹の芽のみを用います。500gのお茶を作るためには6~8万個の芽が必要です。
その茶水と香りは、花、果物、蜜が入り混じったような香りであり、豊富な甘みが特徴で、まさに茶の中の珍品と呼べるものです。

缶の内容量 50g
テイスティングパックの内容量 3g
中国の等級 特級
摘採基準 単芽
茶類 紅茶
産地 武夷山国家級自然保護区、世界紅茶の始祖である正山小種の原産地、世界複合遺産の核心地区
外形の評語(※) 条索匀称緊結、金黄黒相間、黒色居多
茶湯の評語 金黄透亮有光圏、清澈
滋味の評語 甘甜爽口、高山韵顕;水中帯甜、甜里透香、呈花果蜜総合香型;連泡12次、口感品質如一
葉底の評語 亮麗舒展秀挺鮮活、呈古銅色
保存方法 密封し、乾燥した、異味の無い冷暗所に光線を避けて常温で置くこと

※”評語”とは、現地の茶葉テイスターである評茶員・評茶師が用いる、茶葉の鑑定用語のことです。原文の意味をそのままお届けするため、評語は翻訳せずに記しています。

金駿眉ー正山小種の伝承とイノベーション

金駿眉が世に出てから、中国茶の愛好者から広く好評を博してきました。
その原料は武夷山国家級自然保護区565㎢内の、海抜1200~1500mの高山の野生茶樹の芽を用い、正山小種紅茶の伝統技法をベースに革新的な技法を取り入れて開発された高級紅茶です。
1斤(500g)の金駿眉を作るのに平均6~8万個の茶芽が必要です。
金駿眉の製造工程において、正山堂は茶湯の味わいと製茶技術に関して、徹底的に伝統的な紅茶の製造技術を改めてきました。

我々の看板商品である高級紅茶・金駿眉は、正山堂の創業者であり、正山小種の第24代伝承人である江元勲氏が伝統と最新の製茶技術を融合して開発したものです。
中国の武夷山では竹林に覆われた青々とした山脈が続き、渓流や湧き水が豊富な環境で、世界で最も良いお茶が生産できるところです。
私たちはこの大自然のエキスを取り出し、武夷山のエッセンスを一杯の茶の中に込めています。

金駿眉の外観は茶葉はしっかり撚れて締まっていて、金色、黄色、黒色が入り混じっています。
茶の水色は黄金色で、清らかで澄んでおりゴールデンリングがあります。
その茶湯と香り、味は果物、蜜、花などがミックスしたような香りで、味わいはフレッシュで甘みがあり、爽やかで、12煎も淹れることが出来、味わいは豊かな甘さをもたらします。

金駿眉の誕生

伝統的な製法を採用して製造した正山小種は、”濃い、紅い、苦い”という特徴を有していました。ずっと輸出のために主に用いられており、価格は低いものでした。

2000年以前から、桐木の茶葉の販売不振、茶山の荒廃といった問題を解決し、国内の紅茶市場を開拓するため、正山小種紅茶の第24代伝承人の江元勲氏は、高品質な製品を開発するために、研究チームを率いて、試験や技術の蓄積を続けていました。

2005年7月のある日の午後、桐木において、江元勲氏は北京からやって来た張孟江氏らの友人と”良いお茶を作ること、良いお茶を飲むこと、良いお茶を買うこと”を話題におしゃべりをしていました。
友人の”芽を使った高級紅茶を生産してはどうか?”という提案が、江元勲氏にひらめきを与えました。

ちょうどある茶農家の家の前を通りかかると、茶園を剪定に行くところで、江元勲氏はすぐにその農家に茶の芽だけを摘んでもらうよう手配しました。
そして、すぐに江駿生、江駿発、梁駿徳、温永勝、陳貴宝、胡結興ら従業員に、芽を使い、萎凋、温度と湿度をコントロールした発酵、炭火焙煎などの技術を使って紅茶を作るように指示し、3両(150g)のお茶を作ることが出来ました。

翌日、江元勲氏はすぐに張孟江氏らと一緒にお茶を淹れて味わいました。
熱湯を注ぐと、たちまちの内に部屋中に良い香りが広がり、茶湯の色は黄金色で明るく透き通っていて、味わいは甘くて爽やかで喉ごしが良く、戻りの味が余韻としてずっと続いて、カラメルや花香、果物の香りが一体となったような香りで、高山の余韻がハッキリとしていました。
これが後に”金駿眉”と命名されるものの雛形となったのです。

2006年、さらなる実験や分析、比較などを繰り返すことによって、金駿眉は9月に基本的な茶のスタイルが定まりました。
2007年、江元勲氏はテイスティングの際に寄せられた意見などを反映して、さらに品質を高め、より完璧な製法を確立してから、2008年、正式に市場に投入しました。
金駿眉はひとたび市場に出ると、お茶の愛好家からの熱狂的な支持を得て、急速に広まっていきました。
江元勲氏はこのことにより、中国茶業界の最高の栄誉である”陸羽奨”を獲得しました。

金駿眉の製法

金駿眉は紅茶の珍品であり、正山小種と比べると、燻焙の技法を取り去っており、原料への要求もより高くて、製造にはより精細で、より厳格であり、各工程が綿密に連携しています。

適切なタイミングでの茶摘み:摘採基準は非常に厳格で、武夷山国家公園の核心保護区内の高山茶樹の芽のみを原料として、一年に一回、春の芽のみしか摘まず、柔らかな芽のみをタイミング良く摘むことを強調していて、これによって金駿眉の優れた本来の品質を確保しています。

酸素と加温、適度な軽萎凋:金駿眉は室内での酸素加温萎凋をメインとし、日光萎凋を一部取り入れています。適度な軽萎凋を行うことで、より多くのテアフラビンを保ち、これによって優れた品質と黄金色の茶湯がもたらされます。

分割揉捻:機械の揉捻と手作業での揉捻を組み合わせた方法で行っており、これによってよりしっかりと締まった芽を作ることが出来、理想的な外観を作ることが出来ます。

吊り下げ式加温加酸素発酵:発酵は金駿眉の色、香り、味の品質特性を作る上で鍵となる工程です。長年の研究の結果、吊り下げ式加温香酸素が最も良い方法です。上部、中部、下部で湿度と温度の差異ができるため茶葉を室内に吊り下げ、湿度、酸素、時間などを正確に把握する必要があります。

乾燥:金駿眉は烘籠を用い、槐炭で加熱して乾燥します。金駿眉の最終乾燥は高温短時間の方法を採用しており、これによって独特の香気が生まれます。十分に乾燥させることで、香気の清らかさと純粋さと優れた品質がもたらされ、含水量が低いために長期間の保存でも変質が起こりにくくなります。

駿眉紅茶にはテアフラビンの含有量が多い

茶に含まれる水溶性物質は30~48%ほどで、その主要な成分には茶ポリフェノール類、アルカロイド類、アミノ酸類、糖類、有機酸などで、茶葉の品質や滋味を構成しています。

新製法を採用して製造した駿眉紅茶には、テアフラビンが多く含まれています。テアフラビンは茶の中で”ソフトゴールド”と呼ばれています。
臨床試験などから、テアフラビンは人体に対して少なくとも以下の5つの主要機能と作用が考えられるとして、研究が進められています。

1. 心血管系に対しての保護作用
2. 遺伝子変異を抑制することから、抗がん作用の可能性
3. 抗酸化作用
4. 抗菌作用と抗ウイルス作用
5. 抗放射線作用、減量作用、美容効果、抗炎症作用等

※本記述はテアフラビンの保健機能として研究されているテーマを列挙したものであり、効能等を示すものではありません。

飲み方

蓋碗を用いた淹れ方

茶器を温めます。白磁の蓋碗を用いると良いでしょう。

3gの茶葉を入れます。90℃(熱湯も可)のミネラルウォーターもしくは純水を用いると、香りが四方に溢れます。

洗茶の必要はありません。1~3煎目は素早く抽出し、その後は少しずつ5~15秒程度で、濃さに合わせて長くしていきます。

カップを用いた淹れ方

2gの茶葉を入れます。90℃(熱湯も可)のミネラルウォーターもしくは純水を用います。

洗茶の必要はありません。1~2分ほど浸した後、飲むことができます。全て飲み切らず差し湯をするようにして行けば、4~5回繰り返して淹れることが出来ます(時間は徐々に長くしていきます)。

Tea Master’s Voice

TeaMaster

近年の中国紅茶の歴史を変えた紅茶は、正山堂の金駿眉だと思います。金駿眉は飲んだことがあるけれど、そこまで美味しいとは感じなかった、という方にぜひ飲んでいただきたいです。金毫が目立つだけのお茶や水色が紅くなってしまう(発酵程度が高すぎる)お茶との違いを感じられます。ただ、繊細なお茶だけに、少し気難しいところがあるのも事実です。出来るだけ硬度の低い水(硬度20mg/l以下。南アルプスの天然水でもまだ硬いと感じます)を使用することと、「茶葉に直接お湯を当てず、静かに湯を注いで、茶葉を動かしすぎない」のがポイントです。味が淡いように感じても、飲み込んだ後もずっと口の中に甘さが残る。そんな感じの不思議なお茶です。

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